ハーレーを降りてハーレーに乗る（1）

2月 11, 2022

ハーレーを降りてハーレーに乗る（1）

バイバイ、ローライダーS

『ハーレーを降りて、

ハーレーに乗る』

まさにそんな感じ。

先日『終のクルマ（ついのくるま）』という言葉を見かけた。まさに『終のバイク（ついのばいく）』を考えた時、FXDLSローライダーS'17は『終のバイクではない』と感じていたと再認識した。

もちろん、下からのトルク感、100km/hからの加速、3000回転以上で走った時のヤンチャ感。装備もオートクルーズやキーレスエントリーなど心地よい。良いところが山のようにある。オマケも盛りまくり。まさにダイナの最終形、究極のダイナだとおもう。しかし、車体が重いのだ。跨いだ時にニュートラルのままでも手こずるのだ。走っていると無敵だが、止まるとムムム。もちろん5年乗っているので慣れてしまいなんとかなっているのだが、5年後、10年後には押して転がせなくなると思った。

なので、ローライダーSが『終のバイクではない』が結論となり、バイクバブルの今のうちに手放すことにした。

XL883N IRON '09

手放そうと決意する以前に、魅力的なバイクが登場しまくりだった。そもそもローライダーSを決めた5年前、それまでのサイコーなバイクは883アイアンだったが、不注意で壊してしまった。

Ducati xDiabel

次の愛車探しの中、xDiabelに出会った。あのお尻のデザインに一目惚れ。スポーツモードのとんでもない加速に振り落とされて死ぬだろうと思いながら憧れた。

その点、とんでもないパワーながら、そのちからの出方が「好き」と感じたのがローライダーSだった。そして、ローライダーSを愛馬とすることにした。

HD FXFB M8ファットボブ

その後出た新型KATANAもお尻が好きだった。

ファットボブFXFBも、そのふてぶてしさにちょっと心ゆらいだ。

ホンダレブル。当初の250cc版は、15年前にバイクデビューした時にあったらよかったのにと思った。傾斜した丸いタンクはチョット好きじゃないけど、超人気の結果、1100cc版も登場！コンパクトで軽いボディにDCTやオートクルーズを装備して、値段を含むほとんどの点で僕の883アイアンの評価を上回り、まだ終のバイクは考えていなかったから、乗換バイクの筆頭候補にあがった。