スポーツスター 慣らし運転

XL883Nの慣らし運転は温度がポイントらしい。
以下、いろんな人やWebからの聞きかじりなんで、内容に責任は持てませんが。。。ご参考にでもなれば。(^^;

まず、ハーレーは最近の日本車に比べ、部品精度が甘く、部品と部品の接点が擦りあう=アタリがつくまでに時間がかかる。その間、必要以上に摩擦が多くなる場所もあるので、エンジンが熱くなりやすい。これを緩和するのがエンジンオイルだし、エンジンオイルは冷却材の代わりもしている。

このときのオイルは摩擦が若干ある鉱物オイルでないとダメらしい。また、オイルは100℃を超えると痛む→最後にはダメになるので、100℃を超えないようにしないといけない。

走行時間と油温の上昇イメージ

なので、納車直後はその100℃になるまでの時間30分が連続走行の目安になる。
納車直後は30分以上連続で走っちゃダメ」はそんな理由からだった。20分くらいで温度は下がってくるから、そうしたらまた走ればいい。赤い線の感じかな。
そして、アタル場所も多いので音もガシャガシャとうるさい。オイル温度が上がるとオイルの効果も弱るので機械音が目立つようになる。
そうそう、この温度上昇→冷却を1日1回だけやると、いいエンジンが出来上がるらしい。。。。自分の場合、もう手遅れ。(笑)


初回点検までの800km前後を走ってオイル交換をすると、少しマシになる。摩擦熱が減るので連続走行時間も10分増える。「今度は40分くらいを目安に休んでくださいね。」だって。まだ温度は上がってしまいやすい状況はかわりないので、渋滞や気温が高い時や2人乗り等、負荷が大きい時は、特に30分くらいで休ませたほうがいいそうだ。たぶん青線のイメージなんだな。一方、高速道路など風がコンスタントにあたって油温が下がるのであれば、多少長い時間乗っても大丈夫らしい。
当然、音も若干静かになる(らしい)。

買った翌日、「オイルクーラーつけるか?」を検討し始めたが、結論は「つけない」。
オイルクーラーはオイルを風で直接冷やす仕組み。油温上昇の観点では当然あったほうがいいのだけれど、キモは風なので、渋滞などの風がふかない状況だと効果がない。一方で、風があたると油温が下がるので冬などはエンジンが冷えすぎることもあるらしい。この場合はオイルクーラへのオイル流入を止める仕組み(サーモスタット)なんかが必要。実際につけてる人は10~20%くらいではという営業さんの言葉を信じて、つけないことにした。

さて、慣らし運転は、摩擦をあえておこして不要な摩擦をおこす部分を削って減らすためのもの。5000km~10,000kmも走るとそれも必要なくなる。そうしたら、本当に摩擦をなくすオイルがいいらしい。なので100%化学合成オイルがいいんだそうだ。(それまでのオイルでも別に悪いわけではないらしいが。)

一方、100%化学合成オイルは問題もある。
ハーレーは精度が甘いので、成分が細かい日本車用オイルや100%化学合成オイルはエンジンの継ぎ目などから染み出ちゃうことがある(あった)らしい。


さぁてぇ、夜は気温が低くて慣らし運転にはモッテコイだから、これから出かけようかな。



※これは、クリアランスの社長の話をとっかかりに、主に下記のサイトを参考にしました。m(_ _)m

Forty-Five Degree:慣らし運転について
Nightsterオーナー「慣らし終わると静かになるよ」
Virgin Harley:慣らし運転について
オイル交換とオイルの種類について

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