ステライメージ7使ってみた(5)対象ファイルを合成する
超簡単!ステライメージを最少工程で使う
うまくいくと、こんな感じに。
【対象ファイルを合成(コンポジット)する】
1.コンポジット
高感度(僕の場合、多くはISO12800)で撮影した画像はザラザラ感が出てしまう。これを複数枚数をコンポジットすることで、平均化することで、星や星雲が綺麗に浮き上がってくる。
僕の場合は、高感度で短時間でたくさん枚数(10〜20枚)を撮ってコンポジする。α7Sの高感度耐性があってこそできる技だが、最安価格域の赤道儀Nano-Tracker(ナノトラ)を使っても、風や自動車のヘッドライトなどのエラーも複数枚の中の1枚として捨てることができる。この使いかってが気に入っている。
もう一つのアプローチは、低感度で多数のコンポジをしない(例えば5枚程度)ですませる方法。低感度にする分、露光時間は長くなり、制度が高い赤道儀が必要だし、1枚の重みは大きいので、エラー時は痛い。
さて、コンポジの実際だが、バッチメニューから行う。
まず、バッチ|コンポジットのダイアログを開き、位置合わせ:自動 で、「位置合わせを位置合わせ実行」ボタンで位置合わせをする。
その後、「コンポジット実行」する。(2016/8/19追記)
まず、バッチ|コンポジットのダイアログを開き、位置合わせ:自動 で、「位置合わせを位置合わせ実行」ボタンで位置合わせをする。
その後、「コンポジット実行」する。(2016/8/19追記)
バッチ|コンポジット (位置合わせ:自動、コンポジット:加算平均(σクリッピング)、 ピクセル補完:バイキュービック、しきい値:1σ以上) →「コンポジット実行」ボタン |
完了したファイルは一旦,*.fts形式で保存しておく方が良いと思う。
ファイル|名前をつけて保存 |
FTIS保存設定 →「OK」ボタン |
2. レベル合わせ
画像のRGBレベルを合わせるのだそうだ。(まだあまり意味がわかっていない)階調|レベル調整 RGBそれぞれで行う |
3.トーンカーブ調整
これをS字にうまく加工すると、星雲が浮き出てくる。
階調|トーンカーブ調整 |
うまくいくと、こんな感じに。
でも、正直まで成功パターンが作れません。(^^)ノ
追伸)20161107追記 使い方の入門編兼自分の備忘録だったこの記事だが、もっと良さそうな記事があったw
雲上さん「雲の上に宇宙(そら)」