一眼レフ 番外編〜望遠鏡とカメラ
望遠鏡を借りてきた。
アクロマート屈折望遠鏡。色収差が強く、そもそもカメラ撮影には向いてないらしい(笑)
電動の経緯台。自動導入ができるという。が、これもカメラ撮影には向いていない。自動導入できても追跡できない(※確認中)ので、地球の自転に合わせて動いてしまうのだ。(悲)
口径80mm、焦点距離400mm/f5のレンズ。今となっては焦点距離400mmって、300mmの望遠レンズからすると、aps-cモードで撮影すれば450mm相当になるのでそれほど魅力的でない。・・・って考え方でそもそも合ってるのか!?
迷走しつつ、スマホを固定してなんとかガリレオ衛星を撮影!
でもチョムズorz
どうもカメラレンズと望遠鏡では構造は似ているのに特性や考え方が異なる様子。
スマホのオートフォーカスも???
そこで
望遠鏡 FAQ作ってみた(作成中)
- 同じ口径、焦点距離が長い場合のデメリットは?→A:暗くなる(f=焦点距離÷前玉口径)、長くて邪魔。
- 同じ口径、焦点距離が短い場合のデメリットは?→光りの回析がめだつ
- カメラレンズの口径と焦点距離とF値はなぜ違う?→カメラレンズは前玉の有効口径より大きくすることで周辺減光を軽減させている。
- 導入が簡単な経緯台と追跡が簡単な赤道儀。なぜ、北極星導入に経緯台を使わないのか?→A:北極星の導入は経緯台の自動導入後に行う必要があるくらい精密。つまり、精度の点で使えない。
- そもそもなんで経緯台のセットアップは簡単なの?
- 星を大きく見たい→A:接眼レンズの倍率を上げるか、焦点距離を長くするか。星の対象を大きく見たいなら、接眼レンズの倍率。焦点距離を倍率で割れば、必要な接眼レンズの焦点距離が出る。
- 50倍で月全体、ぼんやり土星、ガリレオ衛星。
- 100倍で月クレーター、土星の輪とタイタン、木星の縞模様。
- 倍率上げるデメリットは?
- 口径80mmで160倍まで?それ以上はボヤける?
- 160倍は2.5mm!?
- そもそも、倍率で大きくなるなら、長い焦点距離は意味がない?→A:長い焦点距離は画質を上げてくれる。400mm×4倍より、800mm×2.5倍のほうが高画質。さらにF値が小さい=前玉が大きい方が明るい≒高画質。
- 経緯台で撮れる天体は何?→A:月と太陽系惑星。M31などのメシエ天体。NGCなどの天体はカメラで見つかった天体なので向かない。
- スマホでピントを合わせる方法→A:難しい。マニュアルフォーカスにできればOK(オートフォーカスくそくらえwww)