一眼レフ その18〜北極星無しで極軸あわせ〜

【極軸合わせ】
はじめて赤道儀を買った。
地球は自転している。宇宙はほぼ止まっている。カメラで30秒シャッターを開けていると星が流れて点ではなく棒になる。これは地球が自転して西から東に動いているから。ところが、世の中には頭がいい人がいて、この速度に合わせてカメラを動かせば良いとかんがえた。北極と南極の方角を軸にした円盤を自転速度と同じ速度て回せば、その円盤上から見る宇宙は止まって見える。この理屈を適用したモノが赤道儀だ。


極軸あわせ穴が覗けない(><)
早速、小型赤道儀ナノトラッカーを使ってみる。さて、当初想定では三脚の台座を35°傾けて使うつもりだったのだが、アルミの軽いヤツだったので、重くてしまいこんでいたヤツの方が良いかと引っ張り出した。
が、台座がデカイ!極軸合わせ穴が覗けないのだ。(~_~;)

右下がコンパス
調べてみると、確かにいつでも北極星が見えるわけではない。しかし、コンパスと角度計で出来るという。ちょっとまて、であればiPhoneの標準アプリにあるじゃないか!

北を合わせる
緯度も確認する
というわけで実験。北を向けて、水平から35°(自身の緯度。これも標準アプリでわかる)を測れば終了。オンとオフで1分くらい撮影し、星が動かなくなることを確認!

できた!
赤道儀を立てた状態から
上方に35°傾ける
厳密には自分の居る緯度
ということで、オリオン座を撮るも…あれ?端っこの星が流れてる…よくよくしらべると、垂直から35°だった。(。-_-。)

でも、コレでどこでも赤道儀をセットできる事となりました。

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