凧のおじちゃん と 秋水 キ200

母の田舎を訪問。

もう、自分の祖母は亡くなっているのだが、
最近、その弟さん(おじさん???)が亡くなったので、
お線香をあげに行った。

そして、もうひとりのおじさんが「凧のおじさん」だ。
よく子供の頃に遊びに行くと、凧を作ってくれたのだ。最近でも作っているらしい。
ちょうど、ゲイラカイトが流行りだしていたので、古い印象をもっていたが、
今思えば、すげー!

そして、久しぶりにお話をしたら、昔話(戦前)になった。

中学生くらいの頃、海軍の飛行機設計の手伝いをしていたそうだ。
と言っても、グライダーの試験飛行だそうだが、利根川沿いの砂丘陵の上から飛んでいたのだそうだ。
当時の軍人さんたちよりも、中学のグライダー部の連中のほうが飛ばすのがうまかったそうで。。。

その飛行機は「キ200」と呼ばれていたそうだが、最終的に「秋水」と銘々されたそうだ。

ここまで聞いて、手元のiPhoneで調べてみたら、びっくり!
戦前に設計されていた「秋水」はロケットエンジンを積んだ(積む予定だった?)戦闘機で、ロケットエンジンで上空数千メートルまで数秒で登りつめ、滑空しながら敵戦闘機を撃破する。
すごいコンセプトの戦闘機だったらしい。
日本で開発された最初で最後のロケット飛行機だったそうだ。



尾翼がないのがポイントだったらしい。

凧のおじさんからは、戦中の話を初めて聞いた。
中国の空を飛んでいたらしい。
でもそんなおじちゃんももう80才オーバー。
あと何回、話が聞けるかなぁ。

コメント

人気の投稿