西日本ツーリング(4日目):松江城と小泉八雲(ギリシャ人)

明け方の海岸。荒れてます。
波の「ドブーン」という音で目が覚めた。
窓には大きな虫さんが休んでいた。
夜遅かったので、素泊まりでお願いした宿だったので、当然朝ごはんは無い。

まだ、京都府内だったので、今日こそは京都を脱出すべく、早くから行動開始。

この旅で一番気持ちい温泉だった「丸文」さん
旅館の階段に鉄橋の絵が飾ってある。聞いてみると通ってきた「余部の鉄橋」だという。事故があって、鉄橋はコンクリートになってしまったというが、朝のこの通勤時間なら列車が通るところが見れるかと思い、戻ってみることにした。

昨晩の空を渡っていた構造物
鉄橋。でも事故でコンクリートになったそうです。
残念ながら、列車は行ってしまった後。次まで1時間あるようなので、撮影は断念。
当時は、トンネル掘削技術より鉄橋を作る技術が勝っていたので、あんな高いところを線路を通し、トンネルの長さを短くしたのだそうだ。そして100年に1度の大風で列車が落ちてしまった。人類の歴史を感じる場所だった。

そして、鳥取砂丘で朝ごはん。
鳥取砂丘

高速道路はなぜか無料。切れ切れになっているからかな?
I'm in HAWAI !
途中でハワイに。といっても高速のPA、羽合温泉。意外にここに置いてきたポケモンが一週間がんばってコインを稼いでくれたw

ここで、地図を見ると大山があるではないですか!BS日テレの番組「峠」で86が走っていたのを思い出した。

行ってみよう!
今回いちばん気持ち良かった大山の道

最高に気持ちよい道だった。関東にはないなあ。うらまやしいなぁ。

再び走り、鳥取脱出、境港へ。

鬼太郎ロード
ベタふみ坂。撮影ポイントがイマイチだったらしい
中海。道はふと踏み外すと海の中のようで怖い。

松江は小さい町。すぐにお城が見えきた。
駐車場は車専用なので、「橋を渡って、お城の中に入ってくれ」と言われる。

本当に、堀を渡り石垣の内側に。茶屋の脇に「駐輪場」。自転車を想定しているようにしか見えないがw
今旅最高のお城、松江城
とにかく、綺麗なお城。日本の宝だ。


お堀の周りも風情がある
そして、お堀を歩いて、次の目的地に。

小泉八雲記念館

実は旅行の直前まで、「名前は聞いたことがる」程度の人だった。
友人に「耳なし芳一を書いた人」とか「なんとか・ハーンっていう外国人」とかわけのわからない話をされ、興味を持った。

日本の源平合戦を語る話を外國人が語るってどういうことよ?

そしたら、この人すごい。元は貧しいギリシャ移民。ジャーナリスト、ルポライターとして世界各国を周り、ふと日本に興味を持ち渡ってきたそうだ。明治という時代。そんな時代に日本に帰化する。

彼の人生、楽しかっただろうと思った。

そして彼が短い間ながら愛した住居。3方に庭が観れる家。素敵だった。
小泉八雲の旧宅
目が悪かったので、机を高くして本に顔を近づけて読み書きしていたそうだ。
今日はここまで。宿は市内に。
宍道湖の夕日
タイムラプスで

夜も大満足

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